哺乳類の赤ちゃんは、母親の母乳で育ちます。
人間も大昔から、母乳で赤ちゃんを育ててきました。
しかし、最近では、全部または一部をミルクで育てられる赤ちゃんもいます。
当然ながら、ミルクには酵素が含まれていません。
そのため、酵素が含まれていない分、赤ちゃんは体内で酵素をたくさん製造しな
ければなりません。
この負担は、数十年後に体の不調や病気の原因になる可能性があります。
事実、母乳で育てられた赤ちゃんは、そうでない赤ちゃんより病気にかかる率が
低いという報告があります。
赤ちゃんが生まれて、最初の数日間にでる母乳を初乳といいますが、この初乳に
は免疫に関するものが多く含まれており特に重要なお乳であることは常識となっ
ています。
しかし、ミルクにはそれだけでなく、生きた酵素も含まれていないことはもっと
知られて良いことです。
もちろん、生の牛乳には酵素が含まれていますが、殺菌消毒されることにより多
くが破壊されているのです。
母乳には、アミラーゼが多く含まれていますが、牛乳にはたとえ殺菌消毒されて
いなくてもこのアミラーゼは少ししか含まれていません。
また、幼児の初期の唾液の中にはアミラーゼがあまり含まれていません。
同じことは膵臓で分泌されるリパーゼについても言えます。
つまり、ミルクは人間の赤ちゃんには適していない食品といえます。
母乳は、赤ちゃんにとって完全な食事なのです。