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野生動物の消化酵素

牛や羊などで、生の餌を食べている動物の膵臓の大きさは、自然界で生の餌を食べているネズミに比べて、膵臓の重さは2~3倍になっています。
 
このネズミに、生の餌を与えると膵臓の重さは野生のネズミと同じになります。
 
食物酵素が含まれていない餌が、膵臓に負担を掛けていることが分かります。
 
犬の膵臓に管をつけ、膵液を対外に排出させてしまう実験では、かなりの退化症状が現れ、1週間以内にすべて死んでしまいました。
 
人間も、腸内の障害が急激に起こると、数日で死んでしまうことがわかっています。
 
体内の酵素の無駄遣いが、体に重大な影響を与えるだけでなく、命に関わることが分かります。
 
野生の動物は、食物酵素を含んだ生のものを食べていますが、人間だけは、食物酵素のない食べ物を食べているのです。
 
ほとんどの野生動物の唾液中には、消化酵素がまったく含まれていません。
 
しかし、人間の唾液中には、消化酵素が非常に多く含まれています。
 
牛、羊、馬なども生のものを食べているときは、唾液中に消化酵素は含まれていませんが、加熱した餌を与えると、「消化酵素の適応分布の法則」にしたがい、1週間以内に唾液中に消化酵素が現れてきます。

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