肝臓で加工された尿素は、排泄がスムーズに行われないと尿酸に変わり、関節周囲の組織に結晶となって蓄積するので、痛風になる可能性があります。
タンパク質を多く摂ると、その代謝の結果、酸性物質が作り出され、血液が酸性に傾きます。
体は酸性に傾いた血液を中和するために、骨や歯からカルシウムを溶かして、酸とアルカリのバランスを調整しようとするのです。
いわゆる脱灰という現象です。
体は、血液中のカルシウムとリンを、1対1のバランスを保つように働いています。
肉や肉加工品はカルシウムが少なく、リンが多く含まれていますので、
肉をたくさん食べると血液中のリンが過剰になります。
そうすると、体は、骨や歯からカルシウムを溶かして(脱灰)、リンとのバランスを改善しようとします。
つまり、動物性タンパク質を多く食べることは、二重の意味で骨や歯からカルシウム溶かし出すのです。
さらに、血液中のカルシウム濃度が高まると、腎臓での再吸収能力か追いつかずに尿中へと排泄され、骨以外の組織にカルシウムが沈着しはじめます。
これにより、骨折や腰痛、筋肉のけいれん、肉離れ、視力低下、さらには糖尿病や心筋梗塞、アレルギーなどが引き起こされます。
肉を食べ過ぎると、体に悪いというのが分かります。